読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

65歳の日溜まり (*´・ω・)ノ。゜・☆。

貧乏な独り暮らしで、時々、無性に寂しくなりますが、ふと思ったことを書きます………来てくれて、ありがとう。

「アルツハイマー病がわかる本」のまとめ

 おはようございます。

 朝6時にアパートを出るときは、もう空は晴れ渡っていて、綿雲が浮かんで、今日も暑くなりそうです。

 昨日は、老人の生のひとつの姿でもある認知症のことを考えていました。

 

 前に図書館で借りていた、 

アルツハイマー病がわかる本―正しい理解と最善の対処のしかた

アルツハイマー病がわかる本―正しい理解と最善の対処のしかた

 

 の、まとめを書きたいと思います。

【目次】

序章 痴呆という病気の基礎知識

1章 アルツハイマー病の症状

2章 アルツハイマー病の診断

3章 アルツハイマー病の予防

4章 アルツハイマー病の治療

5章 生活の質を保つために

 

 この本が書かれた2013年現在、日本には痴呆症の高齢者が120万人いるそうです。そして85万人は在宅介護になっているそうなのです。高齢者の5人に1人は認知症になるといわれています。すごく身近な病気なのです。

 

 

 

見当識の障害】

  • 痴呆になると、時間や場所、人物などを認識する能力がなくなる。
  • 時間がわからなくなる。何月何日かだけでなく、今が夏か、冬かもわからなくなる。
  • 家の中にいても、トイレがどこかわからなくなる。
  • 人物がわからなくなる。配偶者に向かって真顔で「失礼ですがどちら様でしょう」といったりします。
  • 記憶力、思考力、判断力が失われていく脳の病気です。

 

【原因は】

  • ひとつはアルツハイマー病(原因がわかっていない)
  • もうひとつは脳血管性の病気

 

【初期にはどのようなことが起こる】

  • 短期記憶に障害が起こる。「年のせい………」と思い込むことが多くて、見つかりにくい。
  • 鬱の症状になることも………
  • 物忘れの内容がだんだん進んでいくと心配です。
  • 本人には自覚がないことが多い。

 

【進行するとどうなるのか】

  • 初期の健忘期………「あれ」「それ」で代用することが多くなる。
  • 過去と現在の区別がつかなくなる混乱期………個性が失われ平坦な性格になる。忘れたということも、忘れてしまう。年齢を忘れてしまう。鏡現象………鏡の自分の姿を虚像と認識できず、現実の人がいるかのように振る舞う。
  • 全面介助となる痴呆期………自分で自分の身の回りのことができなくなる。言語機能が崩壊し意味のない単語しかいえなくなる。自分が誰かの認識もなくなる。寝たきりの状態になりやすい。

 

  • 幻覚や、被害妄想など随伴症状が出る。
  • 自分の誤りを指摘されたり、禁じられたりしても、なぜなのか理解できない。プライドや感情はあるので、被害妄想で、攻撃的になる。
  • うれしい、寂しい………無視されて不愉快だ………と感情やプライドを保ちながら周囲を眺め、病気と接している。

 

  • 随伴症状は、薬などの治療で症状は軽減される。
  • よく起こる妄想………物盗られ妄想、貧困妄想、嫉妬妄想

 

【予防】

  • ホルモンの関係で女性の発症率が高い。男性の1.5~2倍。
  • 動脈硬化は危険因子。高血圧、高コレステロール血症も、アルツハイマーにかかりやすくなる。
  • 過食は活性酸素を発生させ、脳を傷つける。少食は栄養不足で脳に障害を起こす。
  • 家に閉じこもっていると、体力が衰える。脳を刺激し、気分も開放される散歩や運動が大事。
  • 野菜と果物を取ること。
  • 魚中心の食生活が予防にいい。EPA(エイコサボンタエン酸)や、DHA(ドコサヘキサエン酸)がコレステロールを減らし、血圧を下げる効果がある。
  • 水は多めに、甘いものは控えめに。

 

【介護にあたって】

  •  病気で人格が変わってしまうことがある………それを病気の症状だと理解すること。大切なのは病気の正体を知って、正しく対処すること。
  • 寝込ませないようにする。患者をぼお~っとさせておかないように。

 

  • プライドを傷つけない。

    叱ること

    訂正すること

    説得したり、強制的に指導すること

               は無意味です。

   小さい子どもを叱るように叱ったり、笑ったりしないこと。

   朝食を食べても、食べたことの記憶を失っているのですから、訂正しても無駄です。

    怒鳴られたとか、叱られたとか、バカにされたという記憶だけが残るのです。

 

 

【介護の輪を広げる】

 患者さんを囲む輪のなかに、配偶者がいて、家族がいて、医療機関があって、公的サービスや、民間の福祉サービスがあって、ボランティア団体があって………と輪を広げていく。

  

 【介護疲れを防ぐ】

  • できるかぎり介護者のペースを守りながら、介護する。
  • 完璧な介護を考えず、柔軟に。
  • 介護者の健康を考える。

 

 完璧な介護は目指さない。頑張り過ぎないことです。頑張り過ぎると、ついつい患者に期待してしまうことになります。それはどちらにも不幸なことです。

 

 同じような境遇の者が愚痴をこぼせる場所を作る。

 

 

 いまのところ認知症は治りません。でも、進行を遅くすることはできます。患者さんの残された機能を大事にして、生活ができるように手助けする、そういう気持で介護をすればいいのではないでしょうか。

 誰もが、高齢になれば多少は認知症の症状が出てくる。すごく自然なことなのです。

 認知症も、人の終わり方の自然な姿として受け入れられればいい、と思うのです。

 

 

…………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 今日が、誰にとってもよい日でありますように。