65歳の日溜まり (*´・ω・)ノ。゜・☆。

貧乏な独り暮らしで、時々、無性に寂しくなりますが、ふと思ったことを書きます………来てくれて、ありがとう。

市川拓司さんの小説について

 図書館から、「予約していた本を取り置いてます」というメールを貰ったので、自転車で行く。

 

こんなにも優しい、世界の終わりかた

こんなにも優しい、世界の終わりかた

 

  市川拓司さんの小説は好きです。ずっと昔、インターネットに、オートバイで彼女に会いに行くという、小説をUPされた、その時からファンです。

 

そのときは彼によろしく (小学館文庫)

そのときは彼によろしく (小学館文庫)

 

 も、いい。

 小説家というより――悪い意味でなく、素人みたい。なんていうか、プロの職人技で読者をねじふせるという小説が多いけれど、市川拓司さんは自分の世界に向き合ってそこから物語を紡ぎだしている――そんな感じがいい。誠実さを感じるんです。

 もちろん他人の深いところなど、人はわからないんだけれど、そこを理解していてつきあうという優しさみたいなものを、小説から感じるんだ。

 

『読書メモ』  ~ 上から目線ですいません ~」さん、の言うとおりなのだが……

 批評ということでは、こういうしかない。(全面的に賛成です)

 

 なんだかなあ。

 癒やしとか、優しさとかは、一時、流行った、コミニケーション障害の逃避先といってしまえば、それまでだけど。

 歌謡曲でも J- pop でも「恋愛」がテーマだからなあ。人は、安っぽくても誰かを求めて、慰められたい欲求をいつも持っているんだろう。

 そんなとき、純文学とか、難しい哲学の本とか、読みたいと思わないだろう。

 どんなに難しく考えても……安っぽい思い入れでも……「優しさ」、は人のあいだに必要なもので、優しい人は愛される。

 

 なにかを学ぶために小説を読むんじゃないから。

 もちろん、人間の真実を知りたいから小説を読む、という人もいるだろう。

 人それぞれ、です。それでいいことにしよう。