65歳の日溜まり (*´・ω・)ノ。゜・☆。

貧乏な独り暮らしで、時々、無性に寂しくなりますが、ふと思ったことを書きます………来てくれて、ありがとう。

中学生の頃

 中学生の頃、家に白黒テレビがあって、ザ・ピーナッツとか見た。オリンピックの年だ。テレビがあるのは贅沢だったと思う。もう普及していて大概の家は持っていたが……

 学校から帰ってくると、「午後の映画劇場」みたいなタイトルの番組があって、そこで古い外国映画を見ていた。石の……なんとか、泉だったか……いま思えば東欧の、女子修道院の話……ストーリーはよくわからなかったが、なんで印象に残っているのか……といっても、尼さんが石の建物の入り口か、なんかに、後ろ向きに歩み去る場面。子供心に不思議だったのだろう。なにかはわからない。

 

 ザ・ピーナッツがパンツで踊っているのを見て、初めて性欲を意識した……お尻を強調するようにパンツが張り付いていて、ぴったりとして……丸い、女の人のお尻の形。性欲の意味もわからず衝撃を感じた。起こっていることがなにか、知らなかった。子供だったから……あの時代――暗くて貧乏だったとしか覚えていないのだが。

 すこし歳をとって、「若者たち」という社会派ドラマが、夜、放送されていて、毎週、見ていたのを覚えている。

 原爆被災者が、この時代になっても、空を飛ぶ.飛行機の音に怯えて、耳をふさぐシーンを覚えている。

 

 点でしか覚えていないのだ。細かい記憶はなくて、全体の印象、雰囲気で、「暗い時代だったんだ」と思う。

 もっとしつこく記憶をたどれば思い出すと思う。

 内観みたいに

 

 自分の縁って来たところを振り返るのは大切だ。

 嫌なことを思い出すから、普段は過去を思い出さないようにしているけれど。

 

 ほんとうは、自分のアイデンティティの意味を探すために、記憶を確かめたほうがいいのだろう。