65歳の日溜まり (*´・ω・)ノ。゜・☆。

貧乏な独り暮らしで、時々、無性に寂しくなりますが、ふと思ったことを書きます………来てくれて、ありがとう。

「歴史とはなにか」

  毎日、焼酎を飲み過ぎるので、なるべく控えようと思っています。

 

歴史とはなにか (文春新書)

歴史とはなにか (文春新書)

 

 を、読みました。

 まず、「歴史のない文明がある」という定義に、度肝を抜かれたというか、常識的な、なんとなく捉えていればいいや、と思っていた考えを改めさせられたのです。

 文明論から入るのか……

 インドは神が作った輪廻の世界で、歴史を必要としなかった。イスラムもそうだったが、ヨーロッパ=ローマ文明と対抗するため、歴史を持つようになった。

 

  アメリカには歴史がない。過去にとらわれない、現在と未来しか考えない。

 

 19世紀に国民国家が誕生するようになって、国に歴史が必要になった。

 

 

 

 深く考えれば当たり前の指摘なのですが、認識を新たにさせられます。

 

 司馬遷の「史記」とヘロドトスの「ヒストリア」から始まった、ということも納得できます。

 

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 ひとつひとつの章が、知的な果実にあふれています。詳しくは Amazonのレビューを読んでいただくといいと思います。

 

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「結語」の章にある、「誰が歴史を書くか───よい歴史を書くのは、普遍的な個人」で、こういわれています。

 歴史は史料を解釈することだが───

1 史料は作者が属している社会の好みの物語の筋書きに従っているもの。

2 作者、あるいはその社会が、記録する価値があるものだけ、書かれている。

3 なにかの目的があって記録されたもの。

 

「よい歴史」とは史料のあらゆる情報を、一貫した論理で説明できること。「歴史的真実」を「普遍的な立場から」記述できること。

───そういわれています。

 

 

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 漫然と生きていることを反省させられる。

「自分から見えている世界」についても、そういえるだろうと。

 どう考えなければならないか、と思ったのです。